一般社団法人キャリア教育たかぎごやにおける実践―学校と社会をつなぐキャリア教育プラットフォームの構築―

1.設立の背景

(1)社会課題

 近年、生成AIの普及、産業構造の転換、職業の多様化などにより、子どもたちが将来の職業を具体的にイメージすることは以前にも増して難しくなっています。学校教育ではキャリア教育が推進されているものの、児童・生徒が実社会で働く人々と直接対話する機会は依然として限定的です。

 そこで私は、「学校と社会をつなぐ架け橋になる」ことを目的として、2024年4月に一般社団法人キャリア教育たかぎごやを設立しました。

(2)法人理念

「子どものキャリア選択に光を」

を理念として、子どもたちが

・職業を知る

・社会を知る

・自分を知る

ことによって、主体的に進路を選択できる力を育成することを目指しています。

(3)代表者としての役割

 私は代表理事として、理事らとともに

・法人設立

・事業計画策定

・学校営業

・講師開拓

・講師マッチング

・授業設計支援

・講演

・ホームページ制作

・広報

・学校との調整

を担当しています。

2.事業モデル

(1)提供事業

①社会人授業

②総合的な学習支援

③総合的な探究の学習支援

(2)特徴

 弊法人では、登録講師の職種が40程度あり、学校のニーズに応じて講師をマッチングしています。

(ex.医師・弁護士・税理士・大学教員・AI研究者・マーケティング・経営者・建築士・SEなど)

(3)教育の特徴

 単なる職業紹介ではなく、

・仕事のやりがい

・失敗経験

・キャリア選択

・ライフキャリア

・起業

・働き方改革

などを扱い、児童・生徒が「自分だったらどうするか」を考える授業を重視しています。

(4)事業運営

 学校との打ち合わせ

 講師選定

 授業実施

 アンケート分析

 改善

というPDCAサイクルを毎回実施しています。

3.実績と成果

 設立以来、兵庫県・京都府・大阪府を中心に事業を展開し、2025〜2026年度には

・灘高等学校

・灘中学校

・神戸大学附属中等教育学校

・京都府立城南菱創高等学校

・兵庫県立錦城高等学校(定時制)

・京都市立堀川高等学校

・大阪高等学校

 などで実施。延べ800名以上に社会人授業などを提供しました。

 講義テーマは、

・マーケティング

・経営コンサルティング

・起業

・弁護士

・弁理士

・税理士

・デザイン

・旅行業

・デザイナー

・URA

・看護師

・母親・父親育児と仕事の両立

・外国人との働き方

・モンゴルと日本の文化の違い

 など多岐にわたります。

 アンケートでは、

「将来の進路を考えるきっかけになった」

「仕事のイメージが変わった」

「高校での勉強の意味が理解できた」

など、多数の肯定的評価が得られています。

 また、灘高校では家庭科講演会を継続実施し、男子校におけるキャリア形成・ライフキャリア教育についても実践を重ねています。

 以上、これまでの弊法人の活動などをまとめてみました。引き続きよろしくお願いいたします。

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